大好きな本から学んだ人生で大切にしたいこと

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ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」といえば、

名作中の名作ということで、ご存知の方も多いかもしれません。

児童書ですが私は社会人になってから読みました。

元々、ファンタジーっぽいストーリーって苦手なんですが、

これは全くの別物でした。

大人のためのファンタジー本とでも言いましょうか(笑)

子供の頃にこの本を読んで、この物語の素晴らしさに気づけたのなら

間違いなく本好きになるのではないか?なんて勝手に思っています(笑)

以前、ブログにも子供に贈りたい本として綴ったことがありました。

petitfrhr.hatenablog.com 

何でも簡単に望みを叶えることのできる少年が、

叶えられた望みの代償に色々なものを失いながら成長するお話しで
望みが叶うと、さらに欲が出て新たな望みが生まれます。

それは際限なく、自分のことばかり考えて自分の望みばかり叶え続けると

その都度大切な記憶が失われ、人間として終わってしまいます。

承認欲求や自己愛が強くなり、欲望、権力といったものに取り憑かれ、

精神的にどんどん枯渇していく姿は、

現代社会を辛辣に描いているようにも見えます。
しかし最終的には、誰かの為、

自分以外の存在の為の望みというのが真の望みだということに気づきます。

 

自分の欲望というのは果てしなくて、例えそれが満たされても

気持ちは満たされないというか、それがずっと続くと

幸せが何だか分からなくなります。

けれど、自分以外の人の望みは、

自分もその人も幸せになって、それでまた幸せの相乗効果で

本当に気持ちが満たされるようになるのではないかと思います。

 

普段生活をしていると、

"大切なことは何か?"

忘れてしまいそうになる時があります。

そんな時、この本の開くと忘れてはいけないことを

また自分の心に取り戻せたような、優しい気持ちになれる本です。

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)