フレンチシックなお気に入り<Six>

Un lieu de guérison

心の安らぐ場所はありますか?

ちょっと疲れたり、休みたい時にふらりと立ち寄れるカフェで

コーヒーを1杯なんて、働いていない現在は贅沢なことのように思いますが、

家庭でもなく、職場でもなく、自分の心がリセットできるような

1人になれる場所があったら良いなと思います。

カフェといえば、ジェーン・バーキンが団長として来日された

2010年のフランス映画祭

そこには、映画「アメリ」の監督で知られる、

ジャン=ピエール・ジュネ監督の姿もありました。

トークショーにて

アメリの撮影が行われたカフェ(カフェ・デ・ドゥー・ムーラン)に、

監督ご自身もよく行かれるそうで

しかし誰も自分が監督だということに気づいてくれないそうです。

そのカフェには、沢山の日本人女性も訪れるそうで、

皆さん店内に飾られているアメリのポスターを

記念に撮ったりするそうです。

そこで、監督が「この映画、自分が作ったんだよ」といっても

信じてもらえず、「ちょっとそこどいてもらえますか?」と

言われたというエピソードで会場を沸かせていました。

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モンマルトルに実在する「アメリカフェ」こと

Cafe des Deux Moulins(カフェ・デ・ドゥー・ムーラン)

画像はお借りしました。

カフェ文化が発達したフランスで、現在フランス人が

カフェ時間を嗜んでいるかは分かりませんが、

いつもと違う土地で、いつもと同じ日常をゆったり過ごす

バカンスの文化など、個人の時間を大切にする習慣って良いなと思います。

時間を享受するということは、他人軸に振り回されず、

自分の人生の時間を生きるということですし、

なにかと時間に翻弄されがちな毎日を送る身としては、

ちょっと自分の人生における時間の使い方について

見直してみたくなりました。

 

いつもの個人的なフレンチアレコレの記録、兼日常の戯言コーナーです。

いつも長々だらだらと書いております。

お立ち寄り下さった皆さま、貴重な時間を無駄になさらないよう

お願い申し上げます⁂ 

 

 

Cinéma【Un homme et Une femme*男と女(1966)】

映画「男と女」よりも

この映画音楽の方が一般的には知られているかもしれない

フランシス・レイのダーダーダ・ダバダバダ〜♩


Un homme et une femme

フランス映画といえば、脳内でこの音楽が再生されます(笑)

アヌーク・エーメも、カトリーヌ・ドヌーヴと同様に息の長い女優さんですね。

男と女 特別版 [DVD]

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  • 発売日: 2003/04/04
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20代の頃観た時よりも今の方がしっくりくるというか、

それは、主役であるアヌーク・エーメ演じるシングルマザーの年齢に

自分が近づいたことや、パートナーに先立たれるということが

将来的に想像できる環境に身を置いているせいもあるかもしれません。

過去を背負い人生に追いつかれ自由な選択ができない中で葛藤しながらも

しなやかに生きる姿は強く美しく、

知的で身のこなしなど、さり気ないおしゃれも上品で、

自分が若い頃に思い描いていた大人の女性ってこんな人だったな〜

という気持ちが蘇りました。

2019年に「男と女 人生最良の日々」という

この映画の続編である男と女の52年後を描いた映画が作られたそうです。

80代になった大女優のアヌーク・エーメがどんな出立ちで魅了してくれるのか

これから鑑賞してみたい映画の一つです。

 

Books【私の巴里・アンティーク/私の巴里・パリジェンヌ*朝吹登水子

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朝吹さんの名を目にすると、自分の中で"華麗なる朝吹家"というイメージとともに

代表的な翻訳であるフランソワーズ・サガンを思い出します。
言葉というものに対してそれまで美しさを感じたりした事がなかった私が

初めてこんなにも美しい文章があるのかと、

言葉にも音が宿る感覚があることを知ったのが、

「悲しみよ こんにちは」でした。
朝吹さんご自身の育った環境とサガンのバッググラウンドが

似通っていたことや、サガンの特色であるパリの雰囲気を、

朝吹さんご自身も30年以上吸ってきたことが、

翻訳に良い影響をもたらしたようです。

「私の巴里 アンティーク」は朝吹さんの蒐集した骨董品にまつわるエッセイ。

「私の巴里 パリジェンヌ」は、サガンはじめ、ボーヴォワール

ジュリエット・グレコソニア・リキエル(!)など、

親交があった人物について実際の会話を交えながら綴られています。

なにより興味深かったのが、朝吹さんは、当初、翻訳ではなく

洋服に関する仕事を生業にしようとしていたこと、

Diorのニュールック発表直後に友人と

「フランソワーズ」というモード誌を東京で発行したことが

 スキャパレリ店の写真とともに記されていました。

 

Music【Annie Philippe*C'est la mode(1966)】

 Beatlesの"涙の乗車券"や、The Supremesの"Baby Love"の

仏語のカバー曲などを歌いアイドルになったアニー・フィリップ。


C'est la mode

"C'est la mode(それはモード)
C'est la vie(それは人生)"ってなんだか

雑誌の紙面にありそうなキャッチフレーズ♩

60年代のフレンチポップスのことをよく「イェイェ」

(アメリカンポップスのyeah〜!という掛け声から影響を受けた

フランス風の表現"ye-ye")とも言いますが、
アニー・フィリップは、フランス・ギャルやシルヴィー・バルタンといった

60年代のフランスの第一線で活躍したシンガーと、

ジャクリーヌ・タイエブのように、控えめな活動であまり知られていない、

けれど素晴らしい曲の数々を残し近年再評価されているイェイェアイドルの

中間にいるような存在で、パワフルで陽気な歌声は聴いていると

とても晴々とした気分になります。

コンプリート・シックスティーズ

フレンチの定番フランス・ギャルが好きなら

こちらもきっとお気に召すはず(と、個人的な感想です)

 

Français la nuit【夜はフランス語の勉強モードに切り替える】

子供たちを寝かしつけてからフランス語の勉強タイム。
とにかく、フランス語から日々離れないようにする。

という小さな決め事を作り
毎日、1時間。できなくても、15分、30分でも

フランス語に触れるようにしています。
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自転車を購入したら、可愛いシールがついてきたので単語帳に活用してみました。

ひとまずer動詞、ir動詞、f/m(女性名詞・男性名詞)

フランス語といえば、やはり馴染みのない名詞の性。

なぜ la chaise (椅子)が女性名詞(la)で、

le divan(ソファー)が男性名詞(le)なの?と

(どうやら決まった見分け方はないらしいのでひたすら暗記)

ヌヌ…と冠詞がごちゃまぜになり度々こんがらがってしまいますが、

「日本語は一つの言葉を取っても100通りの言い回しがあるのに対して、

フランス語は文法も発音も法則性の強い言語で、

そこまで色んな言い回しがあるわけではない。

日本語を理解しているなら、フランス語を理解できないわけがない」

というどこかで読んだ言葉を励みになんとか続けています。

 

Français MAP【いつか叶えたい目標を忘れないために】

フランス語がんばるぞMAPです(笑)

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いつかフランス語を少しでも使えるようになりたい私の、

自分を戒めるためのマップです。笑

やりたいこと(フランス語の本や歌を自分なりに解釈したい。

&フランスに行きたい)

veux(〜したい)な気持ちを忘れないようにMAPに記して、

挫けそうになったら眺めるようにします。
文字であれこれ細かく書いて明確にすることも大切ですが、

言語化できない気持ちを振り返る時や、

イメージでものごとを考えるとき

自分の考えや理想を導き出す手段として役立つような気がします。

 

Petit french  à la carte【値段の可愛いプチフレンチなカフェがあったなら】

品数不足でコース料理に至らなかったアラカルト風メニュー(笑)

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MAPを作った流れで、今まで作った料理を遊び心から

メニュー表のようにしてみました。

本格的なフレンチのようにかしこまった感じではなく、

カジュアルな雰囲気で楽しめる家庭料理に近い、

値段も可愛いプチフレンチなお店が近くにあったらいいな。

(単なる妄想なのに要望が多い。しかもちびっこを抱えいつ行くんだ。笑)

 

Sweetsマシェリなクッキー*Biscuit Je t'aime

クッキー販売始めました。

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というのは冗談ですが、作ってみたかったクッキー缶にチャレンジ。

ビスキュイ・ショコラよりも甘い

ビスキュイ・ジュテームと命名(笑)

ここぞとばかりにアイシングで響きの良いフランス語を書いてみたくなります。

"Cherie(愛しい人)"と見ると、思わずミッシェル・ポルナレフ

シェリーに口づけ」を口ずさみたくなってしまう。


Tout,tout,pour ma cherie

 

Fashion【秘密のエレガンス?*内側からつくるオシャレ】

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着たい服、欲しい服をお金に糸目をつけず購入していた20代。

自分にとってのファッションとは、外側から作るものであったけれど

今は内側からつくっていきたいという感じで、

つまり、安い服を上質に見せられるだけの力量が欲しいということです(笑)

現在の生活スタイルだと、自分で自由にできるお金というのも

限られてきますし、洋服への優先度というものが、若い時よりも

やや落ち着いている状態です。

作り込みも良く、コストパフォーマンスも優れた服というのは、

今、自分が求めるリアルな洋服のような気がします。

カトリーヌ・ドヌーヴが、"MANON70"という映画で

petitfrhr.hatenablog.com

本当にラフなTシャツとデニムいうスタイルで

線路の上を裸足で歩くシーンがあり、

とてもカジュアルなのに、とてもエレガントで、

佇まいや、雰囲気といった目に見えないものが

そうさせているのだと思いますが

洋服よりも、本人そのものの魅力がファッションを超え、

洗練された雰囲気を醸し出せるのは素敵だなぁと思うのでした。