J'aime le Vintage French
色んな情報に溢れている世の中だけれど
できれば世の中のペースに振り回されずにいたいなぁと思います。
自分だけのお気に入りがあるとマインドがセットされ、
自分らしくいられる気がします。
流行は流行遅れになるけれど、
自分の好きなものは時が経っても変わらない。
古き良き時代のヴィンテージ・フレンチは
私にとって自分らしくいられるプライスレスなものであり、
束の間の自分時間に
安らぎを感じられるものでもあります。
ちょっとフレンチな時間を楽しむための映画や音楽に本♩
フレンチシックなお気に入りと暮らしを彩るものたち。
- Cinéma【À coeur joie*セシルの歓び/1967年】
- Books【フランソワーズ・サガン/愛と同じくらい孤独】
- Music【ジェーン・バーキン/THE BEST OF JANE BIRKIN】
- Fashion【定番カラーも柔らかい色合いで*】
- Beauty【甘い香りに癒されて*NUXEのマルチオイルでお手入れ*】
- Cuisine Time【ハンドクリームの季節になりました*】
- Bon appétit Time【あまりものでワンプレート*】
- Sweets【ANNU(KUNITACHI)の甘美なケーキ*】
- 2021 Diary【新年はQuo Vadis「Note21」の手帳*】
- French Graffiti【Vanessa Paradis *L'Esprit de Chanel/1992年】
Cinéma【À coeur joie*セシルの歓び/1967年】
なんと言っても、これの何が気になったかというと
「シベールの日曜日」という戦争で少女を殺害した男性のトラウマを描いた
とてつもなく暗い映画を撮ったセルジュ・ブールギニョン監督の
映画ということでした。
どちらかというと見る人を翻弄するかのように
スクリーンいっぱいに楽しませてくれる
"陽"のイメージのブリジット・バルドーに結びつかない意外性があり
気になって見ることに。
本能の赴くままに生きるセシルは、
まるで私生活のバルドーをそのまま投影しているかのような
リアリティーのあるキャラクターで、優しい夫と安楽な生活を捨て
年下青年とのアバンチュールな愛にのめり込むけれど、
その結末は・・というお話。
ピエール・カルダンのウエディングドレスを始め、
モデルとしてB.Bが着こなすファッションも見どころ。
森本美由紀さんが描いた可愛らしいDVDカバーが素敵。
Books【フランソワーズ・サガン/愛と同じくらい孤独】
事あるごとに何度も読んだ本。
"いつもある面で地歩を失っただけ、
違う面で地歩を占めようとすることです。
自分の地位、あるいは経済的生活環境に満足している人は
非常に少ないです。"(本文より)
若い頃の私は、まさにないものねだりでした。
際限なく欲を求めるよりも、
(時にはエネルギーに変わる大切な要素ではありますが)
誰かを幸せにしてあげることの方が
自分が満たされるということに気づいてからは
今ここにあるものと、これから叶えられるものがあるなら、
全てを手に入れようとしなくても良いと思えるようになりました。
サガン自身はかなりの浪費家、ギャンブラーであり
晩年は薬物中毒に苦しむなど破天荒な人生を送っていたけれど、
彼女の書く小説は、とても品の良さが漂っていて
(朝吹さんの訳も秀逸であるからだと思いますが)
これを読むと"愛と孤独"をテーマにしたサガンの小説の背景には
裏打ちされたエレガンスが秘められていることに気がつきます。
インタビュー形式のような形でまとめられてあり、
サガンが好きではなくても読んでて面白い本ではないでしょうか。
Music【ジェーン・バーキン/THE BEST OF JANE BIRKIN】
一部の国では放送禁止にまでなった曰く付きの
"ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ"
リリースはジェーン・バーキンバージョンの方が先だけれど、
もともとは、ブリジット・バルドーが、セルジュ・ゲンスブールに
「私からイメージする1番美しい曲を作って」と言って
セルジュがバルドーのために作ったのがこの
「ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ」
悩ましい歌声は人前ではなかなか聴きにくい曲ではありますが、でも
やっぱり素敵なメロディーだなぁと思います。
ジェーンとバルドーが共演した映画"ドンファン"で、
ジェーンはバルドーに、撮影で
「一緒にジュ・テーム・モア・ノン・プリュを歌う?」と提案されたとか(笑)
最初のイントロ〜歌の出だしまでが特に好きで
映画「ゲンスブールと女たち」でバルドーを抱き寄せながらセルジュが
この曲のピアノを弾くシーンを思い出してしまいます。
メロディーが好きすぎて、高校時代、携帯の着メロ(!世代です)にしていました。
あとは、オシャレで可愛いロリータ・ゴー・ホームも。
Fashion【定番カラーも柔らかい色合いで*】
足首までいかないミモレ丈。
程よくフィット感があるので楽チンながらもややキレイめにも着れる。
意外とチョイスが手こずるブラウン系のカラー。
重くなりがちな濃色も、杢糸なので、単色と違い風合いが柔らかく淡い色合い。
子供が小さいうちはなかなかヒールを履く機会はないけれど、
たまには履いてどこかお出かけしたいなと思った今日この頃。
Beauty【甘い香りに癒されて*NUXEのマルチオイルでお手入れ*】
今更ながら使用してみました。
ボディーから、顔、髪にも使えるマルチオイル。
出産してから髪の毛は以前よりも細くなるし、
スキンケアも化粧水と乳液をバシャバシャと叩いておしまいでしたが
だんだん年齢には逆えなくなってきたこの頃。
少し強めの香りとレビューに書いてあったので、
好き嫌い分かれると思いましたが、
個人的には然程香りの強さは気にならず、
甘い香りがほのかに持続。
普段髪の毛をまとめるのに、後毛がパサついていると
それだけで疲れて見えるので(切実)
ヘアケア用に購入しましたが、肌のお手入れにも重宝。
Cuisine Time【ハンドクリームの季節になりました*】
まだまだ眠い目をこすってキッチンに立つ朝。
時間に追われながらランチの準備をしたり
子供達の様子をカウンター越しに眺めながら夕食の支度をしたり
合間に色々なスケジュール管理をしたり。
ちょっとひと息をつくわたしだけのキッチン。
時計・カレンダー・ハンドクリーム
キッチンの三種の神器です(笑)
とくにこの時期はすぐ手がカサカサになって荒れるので
ハンドクリームはすぐ手の届くところに。
どちらもサラッとしたつけ心地で程よい香り。
Bon appétit Time【あまりものでワンプレート*】
残り物でバースデー・ミート・ランチ♩
ビーフシチュー
豚ヒレ肉の紅茶煮
生ハムとベリーリーフのサラダ
チーズ3種+キッシュ+バケット
デザートにいちご
ワンプレートは、盛り付けている時間が楽しいですね。
Sweets【ANNU(KUNITACHI)の甘美なケーキ*】
よく行くパン屋さん(プチアンジュさん)の向かいにあるANNUさん。
どっと疲れが溜まった日に思わずふらりと立ち寄ってしまいました。
ビスキュイ生地とジェノワーズにフランボワーズペースト?が挟んである
2種のレアチーズケーキ。
甘さと酸味が絶妙♩
2021 Diary【新年はQuo Vadis「Note21」の手帳*】
クオバディスといえば、真四角手帳を思い浮かべますが、
新しいフォーマットタイプの"Note21"
マカロンカラーの優しい色合いでレディーライクな仕様。
数年同じ手帳を使っていましたが、
少し気分を変えたくてこちらを購入してみました。
なにかと忘れがちな私にとって、
週間のTo Doリストがあるのがちょっと嬉しい。
French Graffiti【Vanessa Paradis *L'Esprit de Chanel/1992年】
CHANELのデザイナー、カール・ラガーフェルドのミューズだった
Vanessa Paradisが、ジャン=ポール・グードの手により
ココの飼う黒い小鳥に扮する香水のムービー
アーティスティックで、官能的。
バネッサ・パラディ、名前も楽園(Paradis)なんて、もう完璧すぎる美しさ。