フレンチシックなお気に入り< Cinq>

Une femme est une femme

自分の生き方ってこれで良かったのだろうか?と、

ふと思うときがあります。

うまくいかなかったことの方が多いし、欲しかったものは手に入らないし

目標に辿り着いても、そこに行った途端別の景色に変わり

好きだったものに苦しみを覚える日々が続いたり。

時折モヤ〜っとした気持ちが押し寄せ

どうにか折り合いをつけながら日々を過ごす・・という

こういうやりきれない気持ちと付き合っていくのも人生なのかな・・

なんて思うこの頃です。

その昔、フランス女性の生き様を描いたフランス映画のいくつかに

元気をもらったりもしました。

アンナ・カリーナ主演のゴダール映画「女は女である」

ヌーヴェルヴァーグの祖母と言われたアニエス・ヴァルダ

「歌う女、歌わない女」

「Ni avec toi, ni sans toi

(一緒では苦しすぎるが、ひとりでは生きていけない)」というフレーズでおなじみ

ファニー・アルダン主演の「隣の女」なんていうトリュフォー映画もありました。

「人生ってのは、皆が思うほど良いものでも、悪いものでもないんですね」

というセリフが印象的なモーパッサン原作の「女の一生」は、

人の心情は古今東西変わらぬものなんだなと感じた作品の一つで

何不自由なく育てられ、優雅な暮らしを夢見る貴族女性の理想が

結婚を機に悉く崩れ不幸な現実に翻弄される物語で

世の中、上品な人たちだけだと思ったら大間違いで、

現実はそんなに甘くない。それに打ち勝つためには、

他人に依存せず自分自身が聡明でいなければ幸せにはなれない

ということを教わった気がします。

 

個人的なフレンチアレコレの記録、兼日常の戯言コーナーです(笑)

長々だらだらと書いておりますので、

お立ち寄り下さった皆さま、貴重な時間を無駄になさらないよう

お願い申し上げます⁂  

 

Cinéma【Le Bonheur*幸福/1964年】

幸福~しあわせ~ (字幕版)

ボヌール、幸福、良い響きです。

絵に描いたような家族、柔らかく優しい日差しの中でのピクニック、

可愛い子供たちと安楽な生活。

しかし、とても恐ろしい残酷な映画なのです。

そして、とにかく映像が本当に美しい色彩でキラキラしています。

ゴダールのような奇抜な感じではなく、透明感を持った華やかさというのか、

ワンシーンワンシーンが、スクラップ出来そうな、

まるで60年代のおしゃれカタログのようでした。

さり気ない演出も目を奪われるというか、

シルヴィー・バルタンのポスターや、バルドーといった、

当時のアイドルの切り抜きが貼られていたり、

雑誌ELLEを見ながらウエディングドレスをオーダーしたり、

ラジオからはイエイエミュージックが流れてきたり。

「バルドーと、モローの初共演なの」

(おそらく、ビバ!マリアの映画のことでしょう)と言う夫婦の会話など、

当時の時代背景を彷彿とさせる何気ない日常が感じられ、

Mademoiselle age tendre(当時のフランスの女性向け雑誌)の世界を

垣間見ているような感じがしました。

夫であるジャック・ドゥミ監督

(シェルブールの雨傘や、ロシュフォールの恋人たちを手がけた)ともに、

美しいフランス映画といったらこの夫婦以外他ならないのではないかと

思ってしまうほどです。

 

監督のアニエス・ヴァルダは、ヌーヴェル・ヴァーグ

唯一の女性映画監督であり、フェミニストでもありました。

この映画もその影響を強く受けており、妻も子供もいる男性が、

ある日好きな女性が出来不倫。その気持ちを隠せず、

他にも愛する女性がいると告げ、妻は子供と夫がピクニックで昼寝をしている最中に溺死。

フランソワは不倫相手と再婚し、何事もなかったかのように、日常は続いていく…。

自分の幸福を優先する男性への皮肉を込めた映画にも見て取れます。

幸せとは…と、何処までも考えてしまう映画です。

幸せとは何気ないものであり、

でもちょっとしたことで脆く崩れ去ってしまうものでもあり…。

秩序と協調性なくしては、家庭は成り立っていきません。

側から見た完璧なる幸福の中身は、実際のところ分からないのだ…

ということを描いた映画のように感じました。

アニエスは、この映画を桃に例えています。

"この映画は完璧な桃のように幸福に見えます。

でも、その内側には虫が食っているんです。"

ちなみに、この映画に出てくる最初の家族は、実際の家族なのだそうです。

 

Books第二の性/ボーヴォワール*女はこうして作られる】

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「人は女に生まれない。女になるのだ。」

シモーヌ・ド・ボーヴォワールの"第二の性"と言えば、この有名なセリフ。

特にフェミニストについて興味が湧いたから読み始めたわけでもなく、

私の好きな翻訳家の朝吹登水子さんやサガン

親交があった人物として知られており、朝吹さんの本の中で

ボーヴォワールの生い立ちに触れ、改めて手に取ってみたくなったのです。

というのも、ボーヴォワール夫人の著書は、10年ほど前に

"人間について"という本を読んだけれど

「人間は、その存在を存在すべき」と

書かれた文を目の前に"?"となるばかりでした。

さすが、サルトルの伴侶と言いたくなる難解さで、

今では内容は記憶の彼方です。

当時のフランスでも、かなりのエリート女性だったと思うのですが、

その聡明そうな出立ちから、知性の塊のようなボーヴォワール夫人が

ブリジット・バルドーとロリータシンドローム」の中で

当時フランスのマリリン・モンロー的な存在として、

性に奔放的なイメージのあるブリジット・バルドー

「彼女こそ戦後の新しいエロティシズムのシンボルである。

同時に女の歴史をその身ひとつで翻したのだ」と

賞賛していたのが意外でした。

 

第二の性」は、歴史的、社会的、人類学的、生物学的、

あらゆる方向から女性を掘り下げ分析し、

女性性は後から作られる(社会的、文化的な結果)という

結論が述べられています。

ボーヴォワールは、

自分が自己を救い、向上させ、自由を勝ち取るという

サルトル実存主義を基礎とした思想の作家で、

当時まだまだ男性優位とされていた時代において、

非常に革新的な女性だったことが窺えます。

 

Music【Les Parisienne*パリの操り人形(1967年)】

Les Parisienneの"Un tout petit pantin"と

Sandie Shawの"Puppet on a string"を聴き比べ

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1970年の「ボルサリーノ」の映画音楽等を手がけた

フランスのジャズピアニスト、クロード・ボランがプロデュースした4人組。

バレエシューズ"レペット"の創業者であるローズ・レペットの

息子ローラン・プティ(バレエダンサー)の舞台にも上がったほど。

ウィスパーヴォイス系の囁くような歌声かと思いきや、

ゴキゲンで弾けるようなコーラスです。


LES PARISIENNES - UN TOUT PETIT PANTIN

イギリス、パイレーベルの歌姫サンディ・ショウの"パリの操り人形"のカバー曲

Puppet on A  string *Sandie shaw

ヨーロッパのユーロヴィジョン・ソング・コンテスト

(といえば、フランス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」もこれで大ヒットしました)

で、優勝したサンディ・ショウのオリジナルバージョンも

スウィンギンロンドンを感じさせる名曲です。

 

Lifestyle MAP?【暮らしのコラージュ*日常のアーカイブを辿ってみる】

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デザイン系のお仕事をされている方にはお馴染みかもしれませんが、

コラージュ、イメージMAPといわれるもの。

Adobeの携帯アプリで試作してみました。

手持ちの画像を適当に配置しているだけだけれど、

なんとなく暮らしのアーカイブが垣間見れるような。

カラーパレットなんてつけてみたり。

MAPの用途も色々で、トレンド会社が企業向けに

デザインの参考資料として発行しているものもあれば、

デザイナーズブランドはシーズンの立ち上がりに、

言葉ではなく、コラージュを見ることで、

一目でそのシーズンにやりたいことが伝わることを目的に

コンセプトに沿って生地や糸や色んな切り抜きを貼ったりして

デザイナーが作成していたり、ちょっとした商談や、

取引先のプレゼン向けに使用するために作成したりと、

チームで仕事をする際に、イメージの共有や、

デザイン意識の統一として使用することが多いイメージMAP

今、特にこれといって使う用途はないのですが、笑

自分の中で確認作業というか、仕事を辞めるまでの数年は、

もうこの職業から離れたいと思いながら勤めてたこともあり、

デザイナーが苦手なデザイナーだった自分としては、

一度離れたことで今は客観的に自分の気持ちに向き合えるようになり、

ものを作ったり、デザインをしたりすること自体は好きだと気づき、

けれどやりたいことと、できることは違うし、

何かを作りながらこの先どうやって復職しようか・・と

(仕事を選べる立場でないにも関わらず)模索しています。

 

Bon appétit One plate【思い出の味*ロマロマプレートを再現】

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高校時代、よく通っていたカフェの味が懐かしくなり、

記憶をたどり再現してみました。

(が、やっぱりちょっと違うよね〜な仕上がり)

当時は通っていた高校のすぐ並びにあり、

可愛いソファや家具に囲まれ、こじんまりとした店内で

甘い香りとともに、1人でカフェ…ってちょっと背伸びした感覚で

今思えばオトナ気分を味わいたかったのだと思います。

10年ほど前かな、ベイエリアにある大正5年に健立された

和洋折衷な建物内にお引越しした「ロマンティコ・ロマンティカ」

帰省しても、時代の流れとともに街の景色も少しずつ変わっていき

あぁ、なんだかもう私の知っている街並みではなくなったんだな〜…と

寂しく思うことも増えましたが、思い出の場所がまだ変わらず

そこにあることは、とても感慨深い気持ちになったりするものです。

当時から美味しくて大好きだったクッキー。

今ではオンラインショップで購入もできるみたいで嬉しいです*

通称"ロマロマプレート"、青春の味です*

 

Sweets【Doll's Festival Petit*春はアンニュイな気分】

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ひなまつりの雰囲気に誘われて、いちごのロールケーキを作ってみました。

桃ではなく、いちごです(笑)

春は桜が咲き、あたたかく穏やかな気候で、

世の中も心機一転新しい雰囲気に包まれます。

私はなぜかいつもワクワクというよりソワソワしてしまうというか、

新しく始まる季節に順応できるか

(誰もそんな大それたこと求めていないのに)春になると、

あぁ…まだ眠っていたい…と、冬眠中の動物のように、

なんだか気怠い気分になってしまいます。

冬に安住していたいタイプなのか、

このシーズンはまだ少し麗しい春の陽気についていけてません^^;

 

Fashion【Modesty Mode*控えめなオシャレ心】

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最近、昔着ていた洋服が、

似合わなくなる時期に差し掛かってきたな・・と、感じました。

微妙な丈感や、ディテールが少し違うだけで

似合うものは変わってくるし、スタイリングの印象も変わってきます。

でも、どの年代に差し掛かっても、それぞれに似合う

色や形ってあるのだと思います。

若い時は、個性的な格好を楽しんでいた時期もありましたが、

今は、ファッションで個性を出したいとか、

他者との差別化を図りたいとか、目新しいものは求めていなく、

歳相応にその場に品良く収まればよいという考えです。

(こういう貪欲さのない発想の時点で

すでに作り手には向いていないんだなぁと感じます・・)

あれこれ着飾るよりもナチュラルな方が

今の自分の性分には合っている気がするのと、

控えめな美しさというものが素敵だと思うようになってきたこともあり、

そういったオシャレを楽しみたい気分なのかもしれません。

トマト缶と牛乳で*トマトクリームスープ(生クリーム入り)と、ピタゴラミングスイッチ

ブログをはじめてから日々、1番アクセスが多いのが、

トマト缶と牛乳で作ったトマトクリームスープ🍅なのですが

petitfrhr.hatenablog.com

 生クリームを入れたらコクがUPして

さらに美味しくなりました👩🏻‍🍳(自画自賛)

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生クリームバージョンのレシピを記録しておこうと思います。

*トマト缶と牛乳で*トマトクリームスープ(生クリーム入り)*

<材料>約2人分

●トマト缶・・・・・200g

●玉ねぎ・・・・・1/2個

●水・・・・・100ml

●牛乳・・・・・150ml

●生クリーム・・・50ml

●固形コンソメ・・・・・1個

●塩、こしょう・・・・・少々

●バター・・・・・15g

●薄力粉・・・・・大さじ1

●お好みでパセリ・・・・・少々

 

<作り方>

①玉ねぎはみじん切りにする。

鍋にバターを熱し、玉ねぎを透き通るくらい

弱火でじっくり炒めたら

薄力粉を入れ全体に馴染ませる。

②水とコンソメ、トマト缶を入れ5分ほど煮詰める。

③牛乳を入れて、全体的に混ぜ合わせ煮込んだら、生クリームを入れ、

また少し煮詰めて塩、こしょうで味を整える。

④器に盛りお好みでパセリをふりかけ完成*

 

*ポイントは、玉ねぎを弱火でよーく炒めること。

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キッシュのおともに。

 

さて。やって参りました。

楽しみにしていたピタゴラミングスイッチ。

 

プログラミングって、やっぱりこれからの時代

必須な世の中になるのだろうか?

出来ないとまずいんだろうか?

プログラミング教室とかよく聞くし、

2021年度から小学校で義務化されるとか。

プログラミングも仕事で使うらしい夫の部屋にも、

なんだかよくわからないタイトルの

呪文のような記号がいっぱい書いた本が山積みになっている。

"Python"と見て、モンティ・パイソンくらいしか思いつかない。

そのことを夫に話したら由来はモンティ・パイソンから来てると言われ、

えー!そうなの?!と、驚いたもののなぜイギリスのコメディが

由来なのか・・いまだ謎なのであ〜る(百科おじさん風。笑)

 

息子は終始ハイテンションで見てました。

百科おじさんが出てきた途端、私もワクワクし始めました(笑)

延々とピタゴラミングスイッチをリピートして、この日のテレビタイムは終了。

ぼてじんコンベアーがお気に入りの息子。

母は鉄琴階段が好きでした。可愛い^^

 

というわけで今日の製作はぼてじん作成でした。

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特別番組ということだから、継続的に放送するものではないのかな?

ペンギンのピタとペンギンのゴラと、

ネズミのスーとおじさんがイッチ♩の他に、

ミンと、グー(とりあえず区切ってみる)の登場も、

個人的には期待してしまいます(笑)

 

プログラミングというものに触れてこなかった私としては、

いつまでも未知な領域な気がしていたけど、

ピタゴラミングスイッチをこどもと一緒に楽しみながら

ここを入り口にプログラミングというものに

子供が親しみを持ってくれたら良いな・・なんて思いつつ

ピタゴラファンとしては毎週放送して欲しいと密かに願っております♩

いちごロールケーキと土曜の朝はピタゴラスイッチ

子供たちが毎週楽しみにしている「ピタゴラスイッチ

密かに私もはまってしまい、楽しみにしているではありませんか。(笑)

 

ピタゴラスイッチに登場するオープンカーに乗ったねずみ"スー"が可愛くて

TVに映るとついつい目を奪われてしまいます。

 

♩時間が空いてものんびりしない〜♩という

「スーのうた」の歌詞を耳にするたび、

スーは、働きものだな〜

スーの手でも借りたいほどだわ〜…なんて思ってしまいます^^;

 

ピタゴラスイッチを見始めた頃から、

我が家には大量の紙コップやらボールやらが日々散乱しています。

 

タワーのようなものを作って遊んだり、

夫の部屋から持ってきた分厚い本を積み上げてトレーを坂道にして

ビー玉を転がしたり、洗濯バサミでコースを作ったりと

リビングが実験室と化しています^^;

 

DVDブックなんかを見ると、書いてある内容はとても専門的で

子供には難しいと思うのですが、

計算された装置の背景には裏打ちされた化学的な法則や研究が

施されていることがとてもよく分かる内容で、

子供は言葉ではなく映像での表現を通じて、

様々な仕掛けのある装置の上を、まるで命が宿っているかのように

コロコロ転がるビー玉の面白さに夢中になり、

自然と科学の機構に惹き込まれていくような感じです。

身近にあるものを駆使しながら、自分で考えをみつけていく、

まさにピタゴラ装置の理を通して子供に「考え方を伝える」

番組なんだなぁと思いました。

新鮮なアイディアを目にするたび、発想力や、独創性は、

人間ならではの能力というか、

感性だけは教えてあげることのできないものだなぁと感じます。

ピタゴラ装置DVDブック1

ピタゴラ装置DVDブック1

  • 発売日: 2006/12/01
  • メディア: DVD
 

 3月30日に、特番で「ピタゴラミングスイッチ」という

映像を通して"未来を予測することの楽しさを伝える"という

プログラミング的思考にフォーカスした未就学児向けの番組が

放送されるようで、今から夫が録画予約している模様。

 

子供たちが集中して遊んでいる時を見計らって私もたまにお菓子作り。

結構時間がかかるように思うけれど、

生地を混ぜてオーブンに入れるまでの時間、

焼き上がって冷ます時間、デコレーションする時間と、

工程は断片的でそれぞれは然程時間がかからないため、

いつも隙間時間を利用して作ります。

オーブンレンジで作ってみたかったロールケーキ。

メレンゲを作りながら、下の子がもう少し成長したら、

一緒に料理での化学反応も楽しめたらな・・とふと思いました。

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親子製作はじめました。

この春から長男がいよいよ幼稚園に通い始めます。

入園前に少しの間通っていたプレスクールでは、

毎回「親子製作」という、親子で一緒に絵を描いたり

折り紙を切って紙に貼って作品を作ったり・・

ということをしていたのですが、家でも出来たら楽しいかなと思い

最近はじめた製作。

というのも、我が家ではテレビを見出すとなかなか切り上げるのに

ひと手間かかるため「一緒に製作やろう〜!」と誘うと、

機嫌良く切り替えが出来ると判明したことがきっかけではじめました。

何日か続けてみて、これを習慣に出来たら良いかもな〜という感じで

軽い気持ちでなんとなく続けている現在です。

 

作成するものは、その日によってテーマは色々ですが

ひとまず、図鑑を見て、気になるものや、製作してみたいものを探して

一緒にそれについてサラッと読んだあと、

「じゃあ作ってみようか」という感じでスタート。 

なんでも!いっぱい!こども大図鑑

なんでも!いっぱい!こども大図鑑

 

作る際、私の中では製作イメージなるものがパッと思い浮かぶのですが、

あくまで息子が主導で好きなように作成してもらうことを大切に、

余計な口出しはせず、どんな作品でも一生懸命出来たら褒め、

良い気にさせます(笑)

最初のテーマから脱線して違うテーマになってしまうこともありますが、

気持ちの赴くまま製作してもらいます。

でも、よく「ママ、やってー」と言われます。

内心(自分でやって欲しいんだけどな・・)と思いますが、少し手伝って

「じゃあ〇〇〇(息子)、やってみる?」という感じでバトンタッチ。

 

最後に、図鑑を見て学んだちょっとしたコメントを書いて出来上がり*

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1番最初に選んだテーマは「チューリップ」でした。

 

テレビは、毎回録画したものをメインに見ているのですが、だいたい

ピタゴラスイッチ(母も好きです。ねずみのスーと、装置評論家トンカッチの批評の時間)

ダーウィンがきた!」(最近は「えぞゆきうさぎ」と「きのこ」の回がお気に入りの様子)

「いないいないばぁ」(うたのお姉さん、はるきちゃんが好きらしい*)

「鉄オタ選手権」(なんてマニアックな番組名。笑)

テレビモードのときは自ずとテーマもテレビで見たものになったり・・

 「ダーウィンがきた!」の

"マジカル・ミステリー・キノコ・ツアー"の回の影響で

キノコがテーマの日

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 私がバタバタして一緒に製作が出来なそうなときは、

とりあえず、折り紙を三角や、丸、四角に適当に切って

これで何か作ってみる〜?という感じで渡して好きにペタペタ貼ってもらいます。

私はキッチンで諸々食事の準備などをしながら、息子の作業を見て

カウンター越しに「いいね!」と、合いの手を入れるのみです(笑)

最近は電車ブームのようです。

左上線路の上にあるオレンジ色の四角は、てぶくろだそうです(笑)

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鉄道系のコメントに困る母なのであ〜る。

百科おじさん風(ピタゴラスイッチ)

 

テーマ「ピタゴラフィニッシュ」

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ピタゴラ装置の最後の機構はピタゴラフィニッシュと呼ばれています♩

なんてフィニッシュの歌の歌詞を添えてみたり。

 

相変わらずピタゴラ脳な息子は

ピタゴラファンの間ではおなじみの

「ビーだま ビーすけの大冒険」をよく熱唱しています。

しかも、DVDブックに収録されている、

最後の片桐さん(ラーメンズ)の「いゃあ〜!ビーすけよかった〜!」の

コメントまで真似しているからちょっと可笑しくて

いつも笑いそうになってしまいます。

あと、ピタゴラスイッチって、使われている小物が

どれもこれも、とても可愛いんですよね。

アンティークの缶や、デッドストック風な空き瓶など

制作者である佐藤雅彦さんが1970年代から蒐集したものが多くあるそうで

これがピタゴラ装置の醸し出す独特な雰囲気を作っているのでしょうね。

ピタゴラ装置はこうして生まれる DVDブック

ピタゴラ装置はこうして生まれる DVDブック

  • 発売日: 2016/12/07
  • メディア: DVD
 

たまに時間がある時は、自分も息子の横で一緒に作ってみたり。

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出来たものは数枚、壁に貼っておきます。

(というか、出来たら「貼るの!」と言われるので貼ってます^^;)

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こうして貼っておくと、自分が作ったものに対して色々と考えたり

満足したり?(笑)、眺めていると何か発見があったりするかな〜

なんて思いつつ、新しいのが1枚できたら、

古いのは外してファイルしての繰り返しです。

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スクラップブックのようで後から見るのも楽しいですね。

(しかしコメント力が乏しい母です…。^^;)

 

一緒に何かを作るって、子供の時くらいしかないかもしれないと思ったら

日常のひとこまを記録できるような共同作業は

思い出にも残るし良いかなと思います。

 

最近は、自分から「製作やるの!」と、言ってくることも増え、

これを機に自分から色んなものを創作して何かを発見したり、

物を作る楽しみを味わってもらえたら良いなと思います^^

時代とともに変わる価値観と「A Letter From Rosemarry Kennedy」は何処に

3月14日は、結婚記念日でした。

結婚記念日だということもすっかり忘れて過ごすことが

当たり前になった結婚記念日。(笑)

多分夫も覚えていないような・・^^;

「3.14」と見ると、結婚記念日ではなく、円周率を思い出すような人です。

特に特別なお祝いもなく。普通のよくある1日でしたが、

BSで放送されている

フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿」という

録画した番組を夫が見ていたので、面白そうだったので私も横で見ていました。

(なんてシリアスな記念日でしょう。)

一言で言うと、歴史上でちょっとやらかしちゃった科学者たちの話です。

その研究の多くが誤りだった野口英世や、

今では悪魔の手術と言われているエガス・モニスのロボトミーなど。

今でこそ禁忌されているようですが、ロボトミーは、

感情を司る前頭葉を切除するなんて、こんな恐ろしい手術が

世に蔓延っていたかと思うとゾッとしました。

その非人道的な手術はノーベル賞まで受賞したのだから、

当時の人々は素晴らしい治療だという認識が強かったのだろうし、

時代背景的には薬もまだない分、手に負えない重度の患者さんも沢山いて

早々に処置ができることが優先されていたり、

精神病のメカニズムもまだよく分かっていなくて、

治療法も確立されていないことから「よく分からないもの」に対する

恐怖や排除心が倫理観をも凌駕していたのかな…なんて思ってしまいました。

 

ロボトミーといえば、ジョン・F・ケネディ大統領の妹である

ローズマリーケネディもその被害者の1人です。

度々癇癪を起こし、軽度の知的遅滞があったことから、

ケネディ家の政治活動の妨げになるという理由で、

父ジョセフに無理やりロボトミー手術を受けさせられ

結果、半身麻痺となり、後遺症で幼児レベルまでに知能は後退し

人生の殆どを施設で過ごした彼女。

近年彼女の人生を描いた映画

「A Letter From Rosemarry Kennedy」も制作されているようですが

公開情報などはまだ未発表のようです。

ケネディ家と聞いて抱くイメージは様々であると思いますが、

当時ファッションリーダーとしても注目され

"Irresistible"(抵抗できないくらい美しい)と讃えられたファーストレディー

ジャクリーン・ケネディが私の中で最も印象的で、

輝かしい存在感を放っていましたが、

華々しい一族の陰で、ひっそりと生き、生涯を閉じたローズマリーの半生を、

映画を通して見届けたいなんて、生前のピュアな笑顔をみていたら

そんな思いに駆られてしまいました。

DAS FEHLENDE KENNEDY: ROSEMARY KENNEDY und die Secret Bonds von vier Frauen (German Edition)

ローズマリーにとって、なによりも1番悲しかったことは、

手術を施されたこと以上に、その存在をないものとして

ケネディ家から距離を置かれ秘密にされていたことではないでしょうか。

映画は、彼女が家族に宛てた手紙をもとに

家族からの愛情を欲していたことを窺わせる内容のようです。

 

1952年、フランスの製薬会社によって初めて精神障害に有効な

抗精神病薬が世に普及したおかげでこの手術は衰退し、

そこから薬物治療の幕開けとなったそうですが、

1950年頃と聞くとつい最近でもないけど、

自分の両親が生まれたくらいの時代だと考えると、

薬物治療が発展し始めて、実は結構日が浅いということが意外に感じました。

 

その時代、評価されていることが、必ずしも良いものだとは限らない・・

のですよね。その逆も然りで。

今、世の中的に当たり前とされていることも、

時を経たら全く価値観が変わってしまうことは、

この先もあるのだろうと思います。

何事も自分の頭で考え、取捨選択することの重要さと、

歴史から学ぶ大切さに改めて気づくことができたように思います。

「暮らしのアンテナ」に掲載いただきました*

レシピブログ発・暮らしを楽しむ"レシピ"が沢山詰まった

ライフスタイルメディア「暮らしのアンテナ」に

レシピを掲載いただきました*

常備菜にもおすすめ♪「紅茶煮豚」の作り方 | くらしのアンテナ | レシピブログ

s.recipe-blog.jp

コロナ以降、「おうち時間」という言葉を

よく耳にするようになりましたが

ライフスタイルを充実させる風潮が高まったように感じます。

今まで外に刺激を求めていたものを

自分の中に居心地の良さを内包していく感じでしょうか。

 ゆっくり食事をしたり、読書や趣味を通して1人の時間を楽しんだり。

制限があることで工夫したり、新しい考えに出会ったり

今までとは違う価値観が見出せる場合もあるように思います。

与えられた環境で、知恵を絞りながら日常を豊かにすることも大切ですね。

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友人の回復を願うとともに思うこと

友人が、昨年から色々なトラブルに見舞われ、

気持ちを患ってしまい、最近ようやく元気を取り戻すとともに、

これを機に主治医の先生の勧めで

カウンセリングを受けることにしたそうです。

カウンセリングを受けることで、全てが改善されるわけではないけれど、

自分の思考パターンを整理したり、

なぜ自分がそのような行動を取るのかという、根本を解きほぐすことで

自分の気持ちをコントロールしやすくなるのなら、

少しは生きやすくなるのでは…なんて思います。

 

彼女とは今から10年前、お互いの知人同士を介して

震災のチャリティーイベントで知り合い、

今となってはお互い、その知人らとは疎遠になり

(とくにこれと言った理由はないけれど)、彼女との縁だけは続いているから

人の縁というのも分からないものだなと思います。

 

第一印象はふんわりおっとりどこかの雑貨屋のお姉さんかと思った彼女は、

数ヶ月先の予約が取れないような第一線と言われる児童の精神科の医師として

バリバリ目まぐるしく働いており、私はといえば自分の中で大きな挫折を味わい

人生のどん底を彷徨っているときでした。

 

もともと趣味や、お互いの性格が似通っている部分もあり、

度々読書会に誘ってくれたり、いろんな映画を観に行ったり、

お互いの家を行き来しては近況や関心ごとについて語り合ったりと、

あまり社交的ではない私にとって今でも唯一心を許せる友人の一人です。

 

仕事で行き詰まって夜も眠れないくらい悩んだ時は、

綺麗な花束を抱えて心配だからと家まで泊まりにきてくれたり、

私の結婚が決まった時にはとっておきのお店に招待しお祝いをしてくれたり

妊娠中は病院に付き添ってくれたり。

 

そんな彼女が、これまでにも度々心を患う姿を見てきました。

いくら精神医療のプロといえども、

思い悩んだ時に自分の心をも万能にコントロールできるほど

人間なんてそう単純には出来ていないものです。

彼女の主治医であるベテランの精神分析の先生に言わせれば

"精神科医なんて、患者さんには色々と言えるけれど、

自分のこととなると全くわからないよ、神様じゃないんだから"

とのことですが、どんな人でも不完全な存在で当たり前

なんだと改めて思います。

 

精神病棟という一般社会から隔たれた空間で普段患者さんに接していると、

いざ自分がうつ病となったとき、その立場を受け入れられず

自死されてしまう方もいるというのだから

側からみたらどんな順風満帆そうな人生でも、

その側面は誰にも分からないものなのだと思います。

 

自分では気づいていないけれど、一人一人特性があるように、

誰しも「思考パターン」のようなものってあるんだろうなと思います。

無意識的に反復してしまう自分の思考パターンをよく知ることは、

精神を病む病まないに関わらず、自分という人間を飼いならすのに

大切なことなのかもしれないと思いました。

 

生活環境によって染み付いてしまった考えの癖のようなものを

完全に取り払うことは難しいかもしれませんが、

カウンセリングを通して少しでも友人が報われてほしいと願うばかりです。

 

震災も怖いけれど、その人らしさを掻っ攫っていく

心の侵襲も恐ろしいなと思います。

ちょっとした気の揺らぎや、心を打ち明ける人が周りにいないという状況で

いとも簡単に死に導かれてしまう場合だってあるからです。

生きていく上で、思いもよらないことが起きて自分を見失ってしまったり

トラブルに巻き込まれたりということは、他人事ではないと思います。

 

震災から10年を経て、ふと友人との出会いを回想しながら外を歩いていたら

春の訪れを知らせるスノーフレークが。

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花言葉は"純粋、純潔、汚れなき心、皆を惹きつける魅力"

まるで彼女のような花だなと思いながら

事あるごとに、合言葉のように交わす

"足りないことを数えすぎて 満ちているいまを忘れてしまわないように"という

ちょうど、出会ったばかりのときにプレゼントしてくれた

ブローチという絵本にある言葉を思い返していました。

ブローチ

ブローチ